今回は、遅きに逸したと言われてしまいそうですが、「THE GLENLIVET 12y(ザ・グレンリベット12年)」をご紹介したいと思います。
遅きに逸したと言われても、ピンと来ない方にはもちろんピンと来ないと思われますが、このグレンリベットは、「世界で一番売れている」「シングルモルトウイスキーの原点」「最初の政府公認の蒸溜所」などなどと、その肩書や謳い文句がいくらでも出てくる王道ウイスキーでして、一番最初にご紹介すべきウイスキーと言っても過言ではなかったりします。
基準となる味
ウイスキーの味を表現するとき、「スパイシーである」「甘みを感じる」「ピートが効いている」などがございます。
この他にも「樽を感じる」「熟成感を感じる」などもありますね。
もう少し詳しい表現になると「バニラのような・・・」「ナッツのような・・・」とより具体的な味わいを表現したりします。
私は、まだまだ勉強不足なのか、それとも才能がないのか、味わいの表現で「バニラのような・・・」などの具体的な表現にまで踏み込めず残念ではありますが、それでも自分なりに感じていたりはしています。
味を表現するにあたり、「なにか基準になる味」が必要ですよね。
自分にとり「甘い」でも良いのですが、他の人とは共有できません。
なにか基準があり、初めて色々と比較ができ、共有出来るというものです。
絶対ではありませんが、多くのバーテンダーさん、Heiando Barのバーテンダーである木村もしかりですが、ウイスキーの「基準となる味」を、今回ご紹介する「THE GLENLIVET 12y(ザ・グレンリベット12年」にしていることが多いのです。
THE GLENLIVET 12y(ザ・グレンリベット12年)
ザ・グレンリベットのスタンダードとなるボトルとなります。
BARでは、「リベット」と省略して頼む方が多いですが、普通はこれを指します。
高い安いはその人の価値観ではありますが、昨今のウイスキーブームもあり、ウイスキーも手頃な価格から外れたものが増えてきている中、最低12年の熟成を経ているこの「リベット」はお値段的にも優等生と私は感じています。
味は、前述の通り、多くのバーテンダーさんが「味の基準」に置いているとおり、芳醇な香り、やさしい甘みなど「バランス」が非常に高いレベルで達成されています。
味覚チャートがあるのであれば(あるのかもしれませんが)、正五角形を作る、そんな優等生であり王道の味となります。
最後に
冒頭にご紹介した通り、グレンリベットには謳い文句が無数にあります。
最も分かりやすい逸話としましては、グレンリベットが秀逸過ぎたため、グレンリベットを名乗る類似品がたくさん販売されたそうです。
長い裁判を経て、最終的に「唯一のグレンリベット」として認められ、唯一を表す「THE」を冠につけた「THE GLENLIVET」となりました。
敬意を評し、ちゃんと「THE」を付けないとですね。
こちらのサイトが分かりやすくまとまっていますので、詳しく知りたい方は是非お読みください。
公式サイトも読み応えあります。
かなり多くのBARに置いてあるウイスキーだと思いますので、興味が湧きましたらお試しください。
皆さまにとっても基準になるのではないかなと思います。
【ご購入はこちら】
THE GLENLIVET 12Y
大手酒問屋さんのサイトにリンクしてあります。
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漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
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お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
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