アメフトボトルが存在した!!|ニッカーズ

アメリカで最も人気の高いスポーツ。
それはアメリカンフットボール。日本では通称アメフト。
アメリカでは、フットボールと言えばサッカーではなくアメフトを指しますし、皆さまが思っている以上に、アメリカでは圧倒的人気を誇るスポーツです。

世界レベルで見ると、アメフトは残念ながら普及は遅く、日本は盛んな国の一つでありますが、その日本においてもマイナーであること否めません。

そんなアメフトをモチーフにしたボトルが、日本のニッカウヰスキーさんから発売されていましたー!!
アメリカのお酒ブランドから発売されていたのであれば納得ですが、日本のニッカウヰスキーさんというのも、意外すぎて驚きです。

学生時代、アメフトの選手をしていましたし、今でもフットボールクレイジーな方だと自覚もしておりますので、このボトルの存在を知ったときは、驚き、そして嬉しくなり、そして喉から手が出るほど欲しくなりました。

ただ、こちら、30年以上前に終売した品物。
熟成させるワインは30年くらい寝かせますから現在でも流通はしていますが、こちらは普及品のウイスキー。
基本的には、寝かせておくや熟成させるなどではなく、買ってすぐ飲むものですから、もう現存しているものがほとんどなし。
オークションでも滅多に出てこない激レア物です。

が、ついにオークションに出現。
一撃価格で落札させました〜!

いや〜、改めて入手すると、しみじみ嬉しくなります。
「お酒はコレクションするものではない。飲むためのものだ」
と理解していますし、先日も、Heiando Barにぴったりと思い落札した「黒いウイスキー|ロッホデュー」もすぐに開栓し飲みましたが。
ロッホデューの記事はこちら

これは開けられないです。。。
開ける日も来るかもしれませんが、まだ開けられません。。
当分の間、ニタニタ眺めながら、違うウイスキーを飲んでいたいと思います。

しかし、見れば見るほど、考えれば考えるほど不思議なボトル。
人気の高い野球や他のスポーツではなくアメフト。
しかも背番号は「76」

アメフトに詳しくないと背番号を見ただけではピンとこないと思いますが、アメフトでは、50〜79までの背番号はラインズと呼ばれるポジションの人がつける背番号です。
ラインズというポジションもピンと来ないと思いますが、最前線でガシガシと肉弾戦をしている人たちでして、パスを華麗に投げたりキャッチしたりする花形ポジションとは対極の「縁の下の力持ち」的なポジションです。
商品化するのであれば、野球でいうエースナンバーの10を描くとかしそうなところに、縁の下の力持ちの「76」。
これまた実に不思議なチョイス。

ネットで調べても、古すぎるのか興味がないのか・・・
全然ヒットしてきませんので、謎は謎のまま、不思議は不思議のままモヤモヤしています。
「なんでだろう・・・」と思いながら色々と想像するのも楽しいのですが。

ボトルそのものも、なんか「古き良き時代」みたいなラベルで、なんか良い感じです。
そして、表示をみて頂ければですが、懐かしの「特級表示」のウイスキー。



(上部の黄色文字のラベルもなんかアメリカンな感じですね。ラベルがとにかく格好良いです!!)

私は特級表示時代にウイスキーを飲んでいませんので、個人的には懐かしくはないのですが、私より上の世代の方々には、きっと本当に懐かしい表示なのだろうと思います。
(ちなみに、特級、1級、2級という分類があったようでして、原酒混合率で区分されていたようですが、この表示は1989年に廃止されています)

まだ飲んでいませんし、当面、開ける予定もないので、ウイスキーそのものの味は分かりませんしレビューも出来ません。
特級表示のウイスキーを飲んでみたい気持ちもありますが。。

今回は、あまり所有欲やコレクションに興味のない私が、久しぶりに所有欲を満たされたウイスキーということで紹介させて頂きました。
皆さまにも、こういうお酒が見つかることを祈っております。
「味わう」とは違ったお酒ライフがお楽しみ頂けると思います。

BARにご来店頂いても、とりあえずオーダー出来ませんが、私と一緒にニタニタ眺めながら他のお酒を飲むことは可能です。
新型コロナの自粛が解除されましたら、ぜひ、ニタニタしにお越し頂ければと思います。
これを見てニタニタできる方は、アメフト経験者くらいかもしれませんが。。笑

Heiando Bar ( He&Bar )
漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
港区六本木4-10-5-2F
六本木交差点より徒歩1分
03-6804-6388
お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
営業時間などの詳細はこちらをご覧ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

漆器 山田平安堂とHeiando Barの代表取締役。 昔はお酒が飲めなかったのに、今ではお酒マニア。 漆器とお酒の魅力を伝えます!