不屈のお酒|Old Parr(オールド・パー)

今回は、「倒れないお酒」「不屈のお酒」として親しまれている「Old Parr」(オールド・パー)のご紹介です。
コロナによる自粛の最中、どのようなお酒をご紹介しようかなと思い、このお酒にたどり着きました。

多くの政治家、財界人が愛したことで有名なウイスキー「オールド・パー」は、その優しく上質にまとまった味わいもさることながら、冒頭の通り、「倒れない」=「不屈」のウイスキーとして各界のリーダー達に親しまれてきました。
いわゆる「ゲン担ぎ」ですね。

その「倒れない」がこちら。

有名なのでご存じの方も多いと思いますが、独特の形状のボトルゆえ、お酒の量に関わらず、必ずバランスするポイントがあり、「倒れそうで倒れない」絶妙なポイントがあります。
この「倒れそうで倒れない」が「不屈のしるし」ですね。

実際にやってみると分かりますが、簡単に出来る人は出来ますし、コツを掴むとすぐに立てられるようになりますが、最初は意外と苦戦します。
酔いが回っていればなおのこと難易度高いです。笑
ぜひ、トライしてみてください!

せっかくですので、ウイスキーとしての特徴も紹介しておきます。

スコッチウイスキーで、ブレンデッド・ウイスキーとなります。
複数のウイスキーをブレンドして作るお酒ですね。
飲み口は「非常に優しくまろやか」
甘みが強く感じられ、トロっとした舌触りを感じさせます。
上質、芳醇、優しさ。
そんな味わいのウイスキーとなります。

1909年に発売されたとのことですから、歴史も古いウイスキーになります。
真偽はさておき、英国には152歳という長寿を全うしたとされる伝説的な偉人として「トーマス・パー」という方がいらっしゃいます。
その方にちなんで「オールド・パー」という名前が与えられたとのことです。

オールド・パーのうんちくは、こちらのサイトが良くまとまっていますので参考にしてください。

こちらのオールド・パー(12年)は、量販店ですと5,000円弱くらいでした。
BARで提供するお酒としては、安からず高からずの中価格帯というところでしょうか。
まあ、これはBARにもよりますが。


(先程の写真とは違う角で立たせています。どの角でも立たせることが可能です)

今回は、「倒れない」=「不屈」のウイスキーとして愛されてきた「オールド・パー」を紹介させて頂きました。
弊社のみならず、日本中、世界中が苦しみや不安と戦っている状況です。
ご自宅で一杯という方も多いと思いますが、こんな「ゲンかつぎ」のウイスキーも良いのではないかと思いご紹介させて頂きました。
ぜひ、深い味わいと共にお楽しみ頂ければ幸いです。

なお、Heiando Barでは「オールド・パー シルバー」という銘柄の取り扱いをしております。

(こちらが「オールド・パー シルバー。こちらももちろん倒れません!)

【ご購入はこちら】
(大手酒問屋の通販サイトにリンクしてあります)
オールド・パー

Heiando Bar ( He&Bar )
漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
港区六本木4-10-5-2F
六本木交差点より徒歩1分
03-6804-6388
お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
営業時間などの詳細はこちらをご覧ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

漆器 山田平安堂とHeiando Barの代表取締役。 昔はお酒が飲めなかったのに、今ではお酒マニア。 漆器とお酒の魅力を伝えます!