新着レビュー|静岡プロローグK

日本発のウイスキーブランドが増えてきました!
先にご紹介しました、北海道発のウイスキー厚岸 寒露に続き、今回は静岡発となるガイアフロー蒸留所「シングルモルトウイスキー静岡プロローグK」が届きましたので、さっそくご紹介をしたいと思います。

ガイアフロー静岡蒸留所


2016年に稼働したという、まさにベンチャー気質溢れる蒸留所となります。
蒸留設備は2基あり、KとWと呼ばれているとのこと。
Kは軽井沢にあった蒸留機を移設したそうです。ですので「K」なのでしょう。
日本には厳密な基準はありませんが、本場スコットランドでは最低3年の熟成が義務付けられています。
今回、このルールに則り、3年の月日を経て、ついにガイアフロー蒸留所からシングルモルトウイスキーが発売となりました!

「プロローグK」レビュー!


初年度は蒸留機Kのみが稼働したとHPに記載されております。
よって、今回は、Kの蒸留機のみでブレンドされたウイスキーであり、最初に発売されたウイスキーであることから「プロローグK」という命名になったことかと思います。

さっそくストレートで試しました。
アルコール度数55%と高めですので、口に含みすぎるとアルコールのパンチで味わいにくい感じです。
少量を口に含みますと、非常に「柑橘系」を強く感じる仕上がりです。
ここまで柑橘系を感じさせるウイスキーは珍しいと思います。
若々しさが為せる風味なのでしょうか?
ピート感(燻製のような香り)は弱く、3年という熟成期間の短さはありますが、綺麗に仕上がった味わいという感想で美味しいです。

最後に


限定僅か5000本のリリースで現在は完売しております。
価格も1本8,000円以上(ネットではもう高額取引されている模様です)と3年モノと思えば、かなり高級な価格帯に入ります。
厚岸 寒露」のレビューでも書かせて頂きましたが、この価格帯になりますと「どなたにでもオススメする」というウイスキーではなくなってきます。
「夢を買う」「夢を応援する」というスタンスであったり、ジャパニーズ・ウイスキーを応援したいというパッション。
「もう飲めない」という希少性。
そのような価値観に共感できる方にオススメしたいウイスキーとなります。

Heiando Barでは、ハーフショットでのご提供も賜ります。
なくなり次第終了となるウイスキーではありますが、味わってみたい方は是非お試しを!

なお、公式HPに詳しく書かれていますので興味ある方はこちらをご覧ください。

【過去の新着レビューはこちら】
新着レビュー|NIKKA SESSION(ニッカ セッション)
新着レビュー|厚岸 寒露
新着レビュー|アードベッグ トリーバン19年

Heiando Bar ( He&Bar )
漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
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お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
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