今回はモスコミュールのお話。
「飲み慣れたモスコミュールの味がこれほど激変するのか??」というお話でもあります。
1. 衝撃|ジンジャービアで作るモスコミュール
2. モスコミュールの小話
3. ジンジャーエールとジンジャービアの違い
ジンジャービアで作るモスコミュール
今回は冒頭から起承転結なしに、もう答えと言いますか、今回の要点をお伝えしますと、
「フィーバーツリーのジンジャービアで作るモスコミュールは劇的に美味しい!!」
というお話です。
「フィーバーツリーのジンジャービアで作るモスコミュール」
もはや呪文のような長い表現で、知らない方にはチンプンカンプンかと思いますのでご説明したいと思います。
まず、フィーバーツリー(Fever-Tree)というのはブランド名です。
人工甘味料、人工香料、保存料などを使わず、トニックウォーターなどでのプレミアム市場で信頼を得ているブランドになります。
ウィルキンソンなどは聞いたことのあるブランドだと思いますが、同じカテゴリーになります。
続いて「ジンジャービア」
詳しくは後述しますが、フィーバーツリーのジンジャービア(ジンジャーエールの元祖のようなものとまずは思って下さい)が強烈な美味しさ。
好みは人それぞれですが、私はとにかく衝撃を受ける美味しさでした。
モスコミュールの基本レシピは、ウォッカにライムを絞り、ジンジャーエールで割る。
このジンジャーエールをジンジャービアに変えると、私的には衝撃的な美味しさのモスコミュールの出来上がり。
ということになります。
あくまで私の味覚での話ではありますが。
Heiando Barでは、モスコミュールは基本的に、こちらの「衝撃的な美味しさ」の方で提供しておりますので、グッときたら、是非お試し下さい!
モスコミュールの小話
ウィキペディアをみると「モスコー・ミュール」(Moscow Mule)となっていましたが、一般的にはモスコミュールですかね。
こちらの表記で統一させて頂きます。
一般的なレシピは、
ウォッカ1、ライムジュース適量、ジンジャーエール3〜4くらいのロングカクテル。
ジンジャーエールとライムで飲みやすくなり、軽いタッチで親しめる世界共通で人気あるカクテルです。
BARでなくても、居酒屋さんでも飲めますし、コンビニでも売っているのではないでしょうか。
日本ではジンジャービアがそれほど流通していないこともあり、ジンジャーエールが基本レシピですが、グローバルでみるとジンジャービアで作るレシピが正式とされているようです。
どこまで真実かは定かではありませんが、モスコミュール誕生の話として語られているものをご紹介します。
とあるBARに、大量のウォッカを仕入れて困っている人がいたそうです。
そこに、同じく大量のジンジャービアを抱えた人がいて、またまた同じく、大量の銅マグカップを抱えた人がいて、バーテンダーさんが、その3人の悩みを解決するために作り出したカクテルが「モスコミュール」だそうです。笑
ということで「奇跡の出会い」や「友情」のカクテルとして紹介されることもございます。
また、ストーリーの中に「銅のマグカップ」が出てきています通り、正式には「銅のマグカップ」で飲むカクテルとされています。
様々なカクテルがございますが、器が指定されているというのは、なかなか珍しいカクテルとなります。
ジンジャーエールとジンジャービアの違い
違いは「エール」と「ビア」
ビアはビールのことですので、ジンジャービアは生姜風味のビールのように感じますよね。
エールもビールのことでして、若干のニュアンスの違いはございますが、ジンジャーエールもジンジャービアも言葉的には同じようなことを表現しています。
かなり割愛して書きますと、ジンジャーエールは、生姜風味、生姜エキス入りの炭酸ジュース。
これに対して、ジンジャービアは、生姜を煮出し、発酵させて作るジュースとなります。
(発酵させるので、僅かなアルコールが含まれる作り方もあります)
ジンジャービアは、ジンジャーエールの原型と言われ、歴史のある飲み物とのことです。
今回、ご紹介の「フィーバーツリー プレミアムジンジャービア」が、どこまで昔ながらの製法で作られているのかは、残念ながらHPなどで確認は出来ませんでしたが、濃厚で刺激的な生姜の感じは、一般的なジンジャーエールとは一線を画す味です。
私的に言えば「衝撃の味」ですので。
どこでも購入出来るというほど一般的ではありませんが、今はネットでポチの時代です。
普通に飲んでも、もちろん劇的に美味しいですのでご家庭でも試してみて欲しいなと思います。
(フィーバーツリー プレミアムジンジャービアはこちらでご購入できます。アマゾンにリンクしているだけですが。)
なお、一般的に販売されているジンジャービアは、ジンジャーエール同様の炭酸飲料(ノンアルコール)として販売されていますし、フィーバーツリーのジンジャービアもアルコールは入っていません。
ただ、前述の通り、工程によってはアルコールが発生しますので、アルコール入りのジンジャービアも存在するようですのでご注意ください。
最後に
炭酸やトニックウォーター、ジンジャーエールなどで割るカクテルは、ざっくり言えば、30%がお酒で70%が割るもの(副材料・割り材)です。
こう考えると、作り手の腕も大事ですし、お酒も大事ですが、大半を占める「副材料・割り材にこだわる」ということも、とても大事なことが分かりますし、「ジンジャービアで作るモスコミュールの衝撃」で痛感することが出来ました。
そこかしこで入手は出来ませんし、一般的なジンジャーエールに比べれば高いのですが、高いと言ってもしれてます。
興味わきましたら、是非、お試しを!!
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