新着レビュー|アードベッグ トリー・バン19年 2ndバッチ

アードベッグ(Ardbeg)より、
「アードベッグ トリー・バン19年 2ndバッチ」(ARDBEG TRIAGH BHAN 19years Old)が発売されました。

かなりの希少性の高いウイスキーですが、幸いにもHeiando Barは入手することが出来ました!!
さっそく新着レビューをお届けします。

  • アードベッグ史上最高の味
  • トリー・バン(TRIAGH BHAN)とは
  • Heiando Barにはアードベッグが7種類!
  • 「アードベック史上最高の味」

    個性溢れたアードベッグは、世界中にファンが大勢おりまして、それらのアードベッグファンを「アードベギャン」と呼んだりしています。
    私もアードベッグにはまり、アードベギャンの端くれの一人。
    過去の限定品など含め、15種類くらいは飲んできました。

    2020年発売の「アードベッグ トリー・バン バッチ2」
    あくまでも私の個人的な意見ですが、史上最高の美味しさ!!
    グラスに注ぎ漂う香り、一口含んだときの上品で優しさに溢れるピートの感じ。
    衝撃的な美味しさです。
    すべてのアードベッグを飲めている訳でもありませんし、個人の好みもありますが、私の中ではぶっちぎりのNo.1。

    私よりも酒に詳しく、飲んできた種類も豊富なバーテンダーの木村も、その美味しさに唸っていました。
    彼も、過去最高のアードベッグという評価です。

    ロック、水割り、ソーダー割を否定しませんが、このトリー・バンは、是非是非、ストレートでその良さを味わって頂きたい。
    あまり押し付けがましいことを言うのは好きではありませんが、トリー・バンに関してはそう思ってしまう素晴らしさです。

    「アードベッグ トリー・バンのテイスティング・ノートはこちらをご覧ください」

    「トリー・バン(TRIAGH BHAN)とは?」

    昨年2019年より、年に一度の定番として発売されることになりました。
    ですので、今年の2020年のものは、昨年のものと区別する意味で2ndバッチ、バッチ2と呼んでいます。

    スモールバッチでの生産とされていまして、このスモールバッチという意味は「少量限定生産」という意味合いです。
    ですので、このトリー・バンは、毎年「定番」として発売されるけれど「限定でレア」であるということになります。

    ラベルには、瓶詰めされた日、その時の気候(この2ndバッチは濃霧だったようです)などが記載されておりまして、それにより、過去のトリー・バンとの違いが分かります。
    おそらくですが、それ以外は、全て2019年と2020年でボトル上の違いはなさそうです。

    原酒は「アメリカンオーク樽」と「オロロソのシェリー樽」を使用しているとのこと。
    私の個人的な嗜好ですが、シェリー樽で熟成させたものを美味しく感じるようでして、過去最高と思ったテイストの1つはここから来ているようです。

    そして「19年」という熟成年数。
    昨今のウイスキーブームにより、原酒が枯渇してきていまして、年数表記のないもの、熟成年数の短いものが多くなってきているなか、限定生産とはいえ長期熟成は嬉しいポイントです。
    19年以上に渡り、しっかりと樽のなかで熟成された深い味わい。
    間違いなく、それが「上品で優しさに溢れた味わい」に繋がっていると思います。

    「Heiando Barにはアードベッグが7種類!!」


    Heiando Barは、今回のトリー・バンが加わり、7種類のアードベッグをお楽しみ頂ける状況になりました。
    限定品も含まれていますので、なくなり次第減ってしまう宿命ではありますが、Heiando Barの規模を考えますと、なかなか充実したラインナップと言えると思います。
    現在、Heiando Barにあるアードベッグのラインナップは、
    アードベッグ5年(ARDBEG 5y)
    アードベッグ10年(ARDBEG 10y)
    アードベッグ アン・オー(ARDBEG AN OA)
    アードベッグ ウーがダール(ARDBEG UIGEADAIL)
    アードベッグ コリーヴレッカン(ARDBEG CORRYVRECKAN)
    アードベッグ ブラック(ARDBEG BLAAACK)
    アードベッグ トリー・バン 2nd(ARDBEG TRAIGH BHAN)

    となります。
    「アードベッグ・ブラック」と「アードベッグ トリーバン」の2種類の希少性が高いですね。

    最後に


    トリーバンは、Heiando Barでの提供価格が1杯3,000円。
    普通に考えますと高いですが、19年の熟成に対する対価でもあります。
    そして、二度と飲めない可能性への対価でもあります。

    気楽に、皆さまにどうぞと言えるウイスキーではありません。
    やはり、アードベッグが好きである、ウイスキーが好きである、色々なウイスキーを知りたい・・・。
    少しマニアな方に向けたものであることは否めません。
    ハーフショットでの提供も承りますので、「飲んでみたい」と思われましたら、迷わずお早めにどうぞ。
    期待を裏切らない味だと思います。

    =アードベッグに興味ございましたらこちらもどうぞ=
    私はアードベギャン|アードベッグ・ブラック
    アードベッグ勢揃い!|アードベッグ5年& Etc.

    Heiando Bar ( He&Bar )
    漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
    港区六本木4-10-5-2F
    六本木交差点より徒歩1分
    03-6804-6388
    お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
    営業時間などの詳細はこちらをご覧ください。

    ABOUTこの記事をかいた人

    漆器 山田平安堂とHeiando Barの代表取締役。 昔はお酒が飲めなかったのに、今ではお酒マニア。 漆器とお酒の魅力を伝えます!