世界一周の旅｜サントリーAO スモーキープレジャー

特徴的なボトルデザインですし、サントリーさんがプッシュしているウイスキーですので、見たこと、飲んだことのある方は多いのかなと思いますが、「サントリー碧AO」から限定リリースが登場。
さっそくご紹介したいと思います。

世界五大ウイスキー

この世に溢れた表現だなと思いますし、本当にグローバルに通用する用語なのか分かりませんが、「世界五大ウイスキー」と呼ばれているウイスキーがございまして、スコットランド・アイルランド・日本・アメリカ・カナダです。
スコッチ・ウイスキー、アイリッシュ・ウイスキー、ジャパニーズ・ウイスキー、アメリカン・ウイスキー（バーボン）、カナディアン・ウイスキーを指していまして、表現が正しいのか、グローバルで通用する表現なのかはさておき、現実的に名実ともに世界的な評価を得ているウイスキー産出国であることに間違いはありません。

そして、この５カ国にまたがり蒸留所を持つメーカー、それがサントリーさんです。
（おそらく唯一のメーカーじゃないかと思います）

史上初の「サントリー AO碧」

過去にも各国をまたいだブレンデッドウイスキーは世に出ていましたが、サントリーは、「世界五大ウイスキー」を「自社の蒸留所」で作られた原酒でブレンドした「史上初のブレンデッド・ウイスキー」として「AO碧」をリリースしました。
「5」にこだわり、ボトルデザインも五角形。
BARでは置きにくい形状ですが、特徴的で格好良いです。
ラベルデザインも現代的で、新しいチャレンジが伝わってきます。

四角に見えますが、変則的な五角形。

サントリーさんのHPを見ると海の靑（碧）が商品名の由来だそうです。

ボトルを2つ並べると綺麗にロゴが完成します。

サントリー碧スモーキープレジャー
Suntory World Whisky AO Smoky Pleasure

名前の通り、この限定版は、定番品「AO」に比べてスモーキーなテイストに振っています。
最近は、このクセのある「スモーキーなウイスキー」が流行っていますし、私も大好きでもありますから、人気が出そうですし、戦略的も当たるのではないでしょうか。

実際に飲んでみますと、しっかりスモーキー。
ただ、「強烈なスモーキー」とまではいきませんので、比較的多くの方が美味しいと感じる方向性ではないでしょうか。
毎晩、スモーキーなウイスキーばかり飲んでいますので、私の味覚はスモークの強弱に鈍感になっている気が。。。笑
実際はご自身でご確認ください。

定番品の「AO」を飲んだとき、それほどツボにはまらず、コラムも書きそびれてしまいましたが、今回は美味しいなと感じました。
ここは個人の嗜好の問題ですので、ご参考程度に。

最後に

前回、キリンさんが出した「ウイスキー富士（FUJI）シングル・ブレンデッド」をご紹介しました。
（是非、Single Blended FUJIのコラムもお読みください）
この時、キリンさんの持つ富士御殿場蒸留所は、1箇所でモルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーを作っているので、唯一無二の「シングル・ブレンデッド」をリリース出来たとご紹介いたしました。
サントリーさんには真似出来ないと。