ブレンデッドの雄｜ジョニー・ウォーカー【ブルーラベル】

ジョニー・ウォーカー（JOHNNIE WALKER）
ウイスキーにあまり詳しくない方でも、この名前に聞き覚えのある方は多いのではないでしょうか？
数あるスコッチウイスキーの中で最も有名なブランドの1つです。

今回は、あまりに有名なジョニー・ウォーカーを私なりの目線でご紹介いたします。

プロローグ

ジョニー・ウォーカーは、スコッチウイスキーを代表するブランドです。
一つの蒸留所で作られるシングルモルトウイスキーではなく、いくつかの蒸留所のウイスキーをブレンドし、目指す味を作り上げる「ブレンデッド・ウイスキー」となります。
日本で有名なブレンデッド・ウイスキーは「サントリー 響」。こちらの記事でブレンデッドを詳しく説明していますので、是非、こちらもお読みください。
タイトルの通り「ブレンデッド・ウイスキーの雄」の1つと断言できるブランドです。

ジョン・ウォーカーの息子、アレキサンダーがブレンデッド・ウイスキーを作り始めたことがスタートで、最終的に創業者の名前から「ジョニー・ウォーカー」というブランド名になったようです。

例外はありますが、角張ったボトルに斜めのラベルがジョニー・ウォーカーの特徴です。

レッドラベル、ブラックラベル、グリーンラベル、ブルーラベル、ゴールドラベル、プラチナムラベル・・・
というように、色でグレードやテイストが分けられていることが特徴で、日本では、レッドラベルを「ジョニ赤」、ブラックラベルを「ジョニ黒」と呼び、親しまれています。

特徴は

世界的に親しまれているジョニー・ウォーカーですので、全てのボトルを飲んでいる訳ではありませんが、総じて「飲みやすい」ウイスキーとなります。
ただ、それは、特徴がないということではなく、バランス良く、そして、多くの方が美味しいと思え、付け加えるのであれば、コストパフォーマンスも良いウイスキーとなります。
バランス良いのですが、しっかりとコシがありますので、ストレートでも美味しいですが、ロック、水割り、ソーダ割りにしても、しっかり味わいが残るところが特徴です。
少し時間が経っても美味しさがしっかりありますので、優秀なお酒だなぁと飲むたびに感じます。

日本で最もポピュラーなものは、ブラックラベル、ジョニ黒かなと思いますが、2,500円少々で購入出来ると思います。
決して高いウイスキーではないのですが、Heiando Barのバーテンダーは、ジョニ黒の水割りが美味しいと言っています。
40種類以上の原酒をブレンドしていると言われていまして、しっかりと作られています。
ウイスキーと水の割合がピタッと決まった時の美味しさは格別と言っていますので、私も飲んでみたいなと思っているのですが、Heiando Barには、ジョニ黒を置いてなく・・・。

ブルーラベル

最も手軽なジョニー・ウォーカーはレッドラベル。次がブラック。価格で並べると、次はグリーン、ゴールド、プラチナム、最後がブルーラベルとなります。
ちょっと面白いですよね。
ゴールドラベル、プラチナムラベルよりブルーが上という並び方は。
理由までは分かりませんでしたが、ジョニー・ウォーカーの中では、ブルーラベルが最上位に位置していまして、価格も別格です。
ジョニ黒が2,500円くらい。プラチナムで7,500円くらいという流れで、ブルーラベルは15,000円クラスとなり、かなり高級なウイスキーになります。

原酒は公開されていませんが、熟成期間の長い希少な原酒を使っているようでして、創業当時の味を再現する方向でブレンドされています。
ボトルも少し大ぶりなのですが、これも19世紀に使っていたボトルデザインの再現になっていまして、製造番号も刻印されているという別格ぶりです。

ロット番号、製造番号が記載された別格の「ブルーラベル」

私がまだそれほどお酒に詳しくない時、免税店で購入したものがこのブルーラベルでした。
飲んでみて受けた衝撃の大きさから、現在でも、Heiando Barで常備するウイスキーとなり、私にとっても思い入れのあるウイスキーです。
高いウイスキーではありますが、試してみる価値のあるウイスキーだと思います。

フタも紐が付き、無くさない仕様になっています。

最後に

高いお酒ですので、タイミングによってはHeianodo Barも欠品のことはあるかもしれませんが、ハーフショットでもご提供できますし、どのBARでも置いてあるというものでもございませんので、興味が湧きましたら、是非、お試しください。
ジョニー・ウォーカー自体は珍しいお酒ではないですので、飲み比べてみる、味わいの違いを体験してみるのもBARならではの楽しみ方です。
少し氷が溶けてきてもコシ砕けにならないと書かせて頂きましたが、そんな所も感じて頂けましたら嬉しいです。