2022年1月にグレンモーレンジィより「Winter」という名のウイスキーが数量限定にて販売されました。
少し遅れてしまいましたが、Heiando Barにも無事に入荷していましたので、レビューをお届けしたいと思います。
グレンモーレンジィの限定ウイスキー
昨年より、グレンモーレンジィは、数量限定になってしまいますが、テーマを決め、それに沿った樽熟成を追加でさせたウイスキーを発表しています。
昨年は、「CAKE」(ケーク、ケーキ)。
私は飲む機会に恵まれず。。。
貴腐ワインの代表的なトカイワインの樽を使って追加熟成をさせたものになり、甘みを感じるウイスキーなのだろうと思います。
名前もケーキですし。
貴腐ワイン(糖度を高めたワイン)が好きなので、飲み損ねたことを後悔しています。
どこかのBARで見つけたら絶対にオーダーすると思います!笑
2022年の限定は
GLENMORANGIE WINTER(グレンモーレンジィ・ウインター)
昨年の「CAKE」に続いて発売された2022年版は「Winter」
昨年は、トカイワインの樽で追加熟成していましたが、今年は「マルサラワイン樽」での追加熟成となっています。
トカイワインという貴腐ワインは知っていましたが、ワインはあまり詳しくないので、私は「マルサラワイン」というものは知りませんでした。
軽く調べてみましたところ、イタリア・シチリア島で作られる酒精強化ワインで、シェリー、ポートワイン、マデイラワインと並ぶ世界四大酒精強化ワインとのことでした。
(酒精強化ワインというのは、ブランデーを加えアルコール度数を高めたワインを指します)
ティラミスを作る時に使われるワインでもあり、辛口も甘口もあるようです。
このマルサラワインの樽で追加熟成された「Winter」は、甘みを感じるウイスキーです。
「甘みを感じる」と書きますと、甘いお酒に感じるかもしれませんが、ウイスキーとして甘いということですので、砂糖など甘味料の甘さを感じるというものではありません。
ほんのりと、他のウイスキーに比べ「甘み」を感じることが出来るというものです。
ほんのりですが、しっかりと感じることができます。
昨年の「CAKE」に続き、今年の「Winter」も甘みを感じる方向性。
毎年1月にリリースしていますので、冬らしさを表現しているようですね。
来年はどういった方向性でリリースしてくるのか楽しみです!
ラベルも、ニットのセーターをイメージしたデザインになっていて特徴的ですし、可愛らしいです。
最後に
限定品ということもあり、少し高い価格設定なのですが、実に美味しいウイスキーです。
甘すぎない上質なウイスキーらしい甘みが、冷えた冬の身体に染み渡る感じです。
ご紹介が遅くなってしまいましたが、このコラムを書いている現在、あと、1/4くらい残っています。
高いウイスキーですが、人気も高く、コロナ禍による時短営業でありながらも、結構なペースで無くなっていきますね。
間違いなく、人気が高く、価格に見合った味わいのウイスキーだと思います!
無くなってしまったら終わりとなるボトルですので、興味がございましたら、こちらに関しましては、「お早めに」お越しください。
漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
港区六本木4-10-5-2F
六本木交差点より徒歩1分
03-6804-6388
お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
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