自分の味を作る楽しみ|ブラッディ・メアリー

ブラッディ・メアリー(ブラッディ・マリーとも)
有名なカクテルの一つですので、聞いたことのある方も多いかもしれませんし飲んだことのある方も多いでしょう。


(Heiando Barでは、塩をグラス半分につけ、カットレモンを添えたスタイル)

和訳すれば「血まみれのメアリー」
16世紀のイングランド、メアリー1世から名付けられたと言われていますが、なんとも恐ろしいネーミングが与えられたものですね。
ただ、このカクテルは、そのハードな名前とは裏腹に、アルコール度数の調整も簡単ですし、飲みやすいカクテルの代表として世界中で親しまれています。

レシピは、シンプルで簡単。
ウォッカ1に対してトマトジュース3〜4。
カットレモンを添えることも多く、基本的には、トマトジュース割りということになります。

このレシピ通りに提供するケースが多いと思いますが、BARによっては、タバスコを数滴入れたり、ウスターソースを隠し味に入れたりし、オリジナル「ブラッディメアリー」を提供するお店もございます。
贅沢に「フレッシュトマト」を使うお店もあると聞きますし、シンプルなうえ、馴染み深い「トマト」がベースですので、多くの「味変」が存在するカクテルでもあります。

レシピ通りの「ブラッディ・メアリー」
その店オリジナルの「ブラッディ・メアリー」
が存在する訳ですが、第3のブラッディメアリーも存在します。

それが、タイトルに記載した「自分の味を作るブラッディ・メアリー」です。

お店によりスタイルは色々あると思いますが、Heiando Barでは、定番のレモン、塩に加え、タバスコ、胡椒、ウスターソースと、「5種類の味変アイテム」をご用意しており、お客様自身でお好みの味に仕上げて頂いております。


(グラスに付いている塩とレモン、別添えで、ソース、胡椒、タバスコをご用意しています)

完成されたカクテルを提供するのがBARの仕事ではないのか?
バーテンダーの個性を生かしたカクテルを提供するのがバーテンダーの仕事ではないのか?

まさに正論で、その通りだと思うのですが、このブラッディ・メアリーだけは、このような「遊び」があったりしまして、面白いカクテルだなぁと思っていますし、そのようなカクテルがあっても良いのだろうなと感じたりもします。

BARには色々な楽しみ方、色々なお酒の飲み方がございますが、本日は、「自分の味を作れるカクテル」として「ブラッディ・メアリー」を紹介させて頂きました。
(文中に記載させて頂きました通り、すべてのBARがこのスタイルではございませんことご了承ください)
また、このように提供されなくても、バーテンダーさんに「タバスコありますか?」など聞いてみれば、大体のBARで出してくれると思いますので、そんなトライも一興かと思います。

「自分好みの味を作る」「今日の気分の味を作る」「新しい味を作ってみる」・・・
BARの楽しみ方の一つに加えてみてください!!

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Heiando Bar ( He&Bar )
漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
港区六本木4-10-5-2F
六本木交差点より徒歩1分
03-6804-6388
お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
営業時間などの詳細はこちらをご覧ください。

ABOUTこの記事をかいた人

漆器 山田平安堂とHeiando Barの代表取締役。 昔はお酒が飲めなかったのに、今ではお酒マニア。 漆器とお酒の魅力を伝えます!