前回はプロローグということで、Heiando Barへの想いを、少し熱く語らせて頂きましたが、今回からは本来の趣旨に戻り、BARを中心とした色々な話を気楽に書かせて頂きますね。
(前回が気になる方はこちら)
今回は、
「Suntory Old」(サントリー・オールド)
「ダルマ」という愛称で親しまれ、少し前に流行ったウィスキーというイメージはあります。
私も、親父が飲んでいたウィスキーみたいな印象持っていました。
漫画「バーテンダー」からの受け売りですが、こちらのOld、まだウィスキーが日本にそれほど根づいていない頃、日本人に親しんで欲しいという想いを込め、
「日本人の手に馴染む」
こぶりなボトルサイズにし、
「日本人が親しんできた」
漆塗をイメージした黒いボトルにしたとのことです。
あの特徴的な黒のボトルは黒い漆塗りのイメージだったんですね!
漆器屋としてはキュンキュンしてしまう由来です。
当初、こちらのサントリーオールド、Heiando Barには置いていないお酒でした。
というより、最近はBARで置いているところ少ないのではないでしょうか?
限られたスペースの中で、多種多様なお酒を準備しなくてはならないBARにおいて、現在のトレンドから少し置いてきぼりになってしまったのかもしれません。
漆をテーマにしたHeiando Barとしては、やはりこちら、俄然愛着が湧いてしまいましたし、ご用意もいたしました。
飲んでみての印象は、なかなか品の良い芳醇な香り。
甘みがしっかりと感じられ、多くの人達に愛されてきた名酒であることがとても分かりやすく感じました。
私は、お酒のテイストをプロのように語ることは出来ませんが、昨今のウィスキーブームで、軒並みウィスキーの値段が高騰していくなか、このコストでこの味わいは貴重だなと思ったりもしました。
価格と味のバランスは大事ですから。
ということで、今回は漆器屋らしく、漆にちなんだお酒「Suntory Old」のご紹介でした。
サントリーさんにとっても、オールドは思い入れのあるお酒のようで、HPも充実していました。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
懐かしいCMなども保存されていまして、ちょっと楽しかったです。
漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
港区六本木4-10-5-2F
六本木交差点より徒歩1分
03-6804-6388
お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
営業時間などの詳細はこちらをご覧ください。