私の好きなカクテルの1つが「ホワイト・レディ」
白い貴婦人の名の通り、うっすらと白く透けたショートカクテルです。
ジンをベースにしていますので、キリッと引き締まった味。
それでいて、ホワイトキュラソー(オレンジのリキュール)の柔らかな甘味、レモンの爽やかさが加わり、そこそこ強いお酒ではありますが、飲みやすく、とても大好きな味です。
レシピは、
ジン 1/2
ホワイト・キュラソー 1/4
レモン 1/4
をシェイク。
メインのお酒50%、ホワイトキュラソー25%、レモン25%
2:1:1の組み合わせ、カクテルの黄金レシピと呼ばれているんです。
メインのお酒をジンで作ると、先程の「ホワイトレディ」
ホワイト・ラムに変えると「XYZ」(エックスワイジー)
ウォッカにすると「バラライカ」
ブランデーになると「サイド・カー」
ウィスキーになると「サイレント・サード」
(上段がホワイト・レディー、うっすらと白く透けた美しいカクテル、下段はサイレント・サード。ウィスキーがベースになるので琥珀色になります)
どの組み合わせにしても、ベースのお酒が生きつつ、優しい甘みとレモンのすっきり感で飲みやすく、長い間、カクテルの代表選手として愛されています。
私も全て飲んでいますし、もちろん全部美味しいです!
どれか一つの名前を覚えておけば、融通が効くのもBARで格好つくポイント。
BARは少々格好良い方が良いですからね。
「ホワイト・レディーをブランデーに変えたカクテルなんだっけ??」
バーテンダーさんに言えば、ちゃんとサイド・カーが出てきます。
バーテンダーさんとの会話のきっかけにもなって良いですよ。
無限にあるカクテルの名前、我々素人はとっさに出てこないですから活用してください。
あと、ウィスキーがベースになる、サイレントサード。
こちらは「XYZ」「ホワイトレディ」「バラライカ」「サイドカー」に比べるとちょっとマイナーなカクテルです。
カクテル通っぽく頼んでみてください。
一目置かれると思いますよ。
今回は、無限のようにあるカクテル、創意工夫に富んだカクテルが沢山ある中、どう組み合わせても美味しくなる「鉄板のレシピ」の紹介でした。
長きに渡り、カクテルのど真ん中に君臨する「ホワイト・レディー」とその兄弟カクテル。
是非、お楽しみください。
漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
港区六本木4-10-5-2F
六本木交差点より徒歩1分
03-6804-6388
お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
営業時間などの詳細はこちらをご覧ください。
=過去の投稿=
1|プロローグ
2|漆器がイメージ、サントリー・オールド
3|感動のブルドッグ