日本の伝統工芸を代表する技術|蒔絵(まきえ)

日本の伝統工芸を代表する技術、蒔絵(まきえ)。
漆に顔料を混ぜて絵を描く「漆絵(うるしえ)」に対して、蒔絵は半透明の漆で絵を描いた上に、金粉や銀粉など色のついた粉を蒔(ま)くことで模様を浮き上がらせる技法です。

絵を描いた後にすぐに蒔いてしまうと、粉が沈んでしまうため、少し漆を乾かすのがこつ。
粉を蒔いたら再び半日~2、3日置き、はみ出た粉を払って磨きます。

多くの蒔絵はいつくもの色を重ねて絵柄を表現するため、完成までに1ヶ月以上かかることもしばしば。
じっくりと時間をかけて、繊細な作品が仕上がります。

山田平安堂4代目当主 蒔絵や漆絵の良いところは、立体感のある絵が描けることだと思います。
普通の塗料は粘度がうすいため、筆につけても垂れてしまったり、細かな線が引けなかったりすることもありますが、漆は粘性が高いためぴしっとした精緻な線を何度も重ねることができるのが魅力です。

また、漆は重ねることでより丈夫になっていきますので、装飾が施してあっても実用品としても使える品も多いのが嬉しいですね。

平安堂でご紹介している「蒔絵」の器


額・風神雷神之図

日々の器

蒔絵というと高価なイメージがございますが、平安堂では日々の器にも蒔絵を施しております。毎日の食卓で、親しみを持っていただけましたら幸いです。


夫婦椀・梅水引

夫婦箸・春秋蒔絵

寿恵広鉢・鶴亀/td>

蒔絵インテリア

お取引先への贈り物や、長寿祝いなどの贈り物にご好評の蒔絵インテリア。エントランスや客間を華やかに彩ります。


扇面額・かきつばた

飾皿・琳派写

羽子板・花久寿玉

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蒔絵アクセサリー

輝くクリスタルガラスに繊細な蒔絵を施したアクセサリー。女性へのギフトにもご好評です。


ペンダントS・ひな菊

ペンダントM・葉

ペンダントL・蝶

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継承工房シリーズ

第一級の職人が手がけた贅沢なうつわ。先代より受け継いだ、匠の技を存分に楽しんでいただけるシリーズです。


飾皿・扇面流水

屠蘇重揃・仁清梅蒔絵

吸物椀揃・縁錫

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