奥底から輝くような、独特の色合いが美しい「白檀塗(びゃくだんぬり)」。金箔やアルミ箔の上から、色のついた漆を塗ることによって表現される技法です。
通常は箔を貼る職人、漆を塗る職人が別々に作業を行いますが、平安堂ではそれらの工程を同じ職人が行っているのも特徴。箔が一ヶ所でも欠けてしまうことがないように、細心の注意をはらいます。
熟練の職人による技を、どうぞご覧下さいませ。
こちらの動画では、白檀塗の下地の部分にアルミ箔を使っています。 金属の箔を使うと、光の反射にむらが生まれて立体感のある仕上がりになります。 白檀塗と呼ばれるのは、独特の飴色部分。より輝きを鮮やかにするために、平安堂では黒との市松模様にすることでコントラストを生み出しています。 |