ディサローノの遊び心|アマレット限定ボトル

「サントリーさんの遊び心」として、干支ボトル、干支ラベルのウイスキーをご紹介しましたので、今回は、イタリアの遊び心、お洒落なボトルをご紹介したいと思います。
干支ラベル、干支ボトルの記事はこちらをどうぞ

今回ご紹介するお酒は、ディサローノ(DISARONNO)社が製作する杏のリキュール「アマレット」(AMARETTO)。
毎年「ディサローノ・アイコン・プロジェクト」として、イタリアのファッションブランドとコラボしたボトルデザインを発表しています。
(定番品と中身は一緒です)

2019年は「ディーゼル」とのコラボ。
2020年はまだ発売されていませんので、こちらが最新ボトルデザインとなります。

ディーゼル・コラボで7回目。
2018年はトラサルディ。
2017年はミッソーニ。
2016年はエトロと、ファッション音痴の私でも知っている有名ブランドさんとのコラボレーションが並びます。


(こちらは既に空き瓶になっています)

ところで、皆さまは、この「アマレット」というリキュールをご存知でしょうか?
私もBARを手掛けるまでは知らないお酒でした。

初めて口にした時は、大袈裟ではなく衝撃的でした。
杏のリキュールですが、フルーツの杏のイメージではなく、杏仁豆腐の香りです。
アーモンドや杏仁の、優しく奥深い、上品な甘い香り。
これが濃縮されたリキュールになっています。
私の大好きな香りの一つで、このまま「ルームフレグランスにしたい」と思ったくらいです。

アマレットは、基本的にはカクテルに使うことが多いです。
ストレートで飲むケースもありますが、結構な糖度ですので。

カクテルの名前を覚えるのが大変でしたら、バーテンダーさんに「アマレットを使ったカクテルをお願いします」という頼み方も良いです。
「アマレット」を覚えるのが大変でしたら、杏仁豆腐の香りやアーモンドのリキュールでも伝わると思います。

代表的なカクテルは
「アマレット・ジンジャー」
「ゴッドファーザー」
「フレンチ・コネクション」
などでしょうか。

アマレット・ジンジャーは、アマレットのジンジャーエール割り。
非常に飲みやすく、気軽にアマレットをお楽しみ頂けます。


(こちらがフレンチ・コネクション。深い琥珀色から立ちのぼる芳醇な香りをお楽しみください)

ゴッド・ファーザーはスコッチ・ウイスキーとアマレット。
フレンチ・コネクションはブランデーとアマレット。
お酒をお酒で割るというカクテルですので、美味しいですがアルコール度数は高いカクテルになります。
ロックスタイルがスタンダードですので、ゆっくりとお飲みください。
(ウイスキーやブランデーが3/4。アマレット1/4の分量です)

私がドツボにはまりました飲み方は「アマレット&コーヒー」
アイスコーヒー(無糖)とアマレットの組み合わせです。
コーヒーの香りと苦味、そして、アマレットの芳醇な香りと甘みが最高のコンビネーションです。
そもそもアイスコーヒーが好きで、杏仁の香りも好きなので、どうやっても好きになる組み合わせなのですが、もう何杯でも飲めるカクテルで危険です。
是非一度、お試しください!
(分量はお好みですが、目安は、コーヒー3/4、アマレット1/4)

最後にアマレットのロマンティックなストーリーを。
フレスコ画のアーティストさんと宿の女性主人の恋から生まれたリキュールと云われています。
あまりの美しさと信心深さに感銘を受け、フレスコ画のマリア様のモチーフにこの女性を描きました。
それに感動した女性が、感謝の気持ちを込め、杏仁をブランデーに漬け込んで出来たリキュールがアマレットのルーツとされています。
私は、漫画「バーテンダー」で知りましたが、こちらのHPにも詳しく書かれていますので参考にしてください。

このような由来ですので、お酒の世界では「恋のお酒」として認知されていたりもします。
たぶんですが。。

今回は、お洒落なボトル、恋のお酒「ディサローノ・アマレット」のご紹介でした。
スタンダードなリキュールですので、多くのBARで飲めると思います。
是非、お試しください!

【ご購入はこちら】
(大手酒問屋さんの通販サイトにリンクしてあります)
ディサローノ・アマレット

Heiando Bar ( He&Bar )
漆器山田平安堂が運営する六本木のオーセンティックBAR
港区六本木4-10-5-2F
六本木交差点より徒歩1分
03-6804-6388
お客様単価目安:2,500円〜3,500円くらい(2杯飲んで)
営業時間などの詳細はこちらをご覧ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

漆器 山田平安堂とHeiando Barの代表取締役。 昔はお酒が飲めなかったのに、今ではお酒マニア。 漆器とお酒の魅力を伝えます!